楽天クーポンアドバンス広告の基礎から割引に頼らない売上アップで利益を出す方法まで徹底解説

皆さんは楽天市場の「クーポンアドバンス広告」を活用できていますか?商品に興味のありそうな潜在ユーザーへ、(割引き)クーポンを発行して、アクセスを増やすことができる広告です。割引き効果により売上は伸びやすく、利用されている店舗様も多い広告です。しかし、ここで気を付けください。しっかりと利益に繋がっていますか?

今回はクーポンアドバンス広告の概要から、ROAS(費用対売上)で1,000%以上の結果を出す!利益を出す!ためのノウハウまで解説します!RPP広告の次の一手として、楽天市場で売上を伸ばしたい店舗様はぜひ参考にしてください。

クーポンアドバンス広告とは?

店舗様は対象商品と値引き率、広告予算を入力するだけで始められる「パーソナライズ型クーポン付き露出広告」です。クーポン画像の準備や、面倒な入稿作業はなく、とても手軽に開始できます。

具体的には、

  1. 自社商品に興味を持ちそうな潜在ユーザーに対して、(値引き)クーポンが表示されます。
  2. お客様が興味を持ち、クーポンをクリックすると、クーポンの獲得と同時に、商品ページへ移動します。(この時点でクーポン獲得単価として、40円の費用が発生します。)
  3. お客様は商品ページで購入を決めると、クーポン額分割り引いた価格で購入することができます。

という流れです。

クーポンアドバンス広告の表示・配信先

楽天市場TOPページや検索結果の上位など、楽天市場内のあらゆる箇所に掲載されます。TOPページなどはユーザーの目に触れる機会が多い場所です。また、ユーザーにとっては色々とお得な情報、企画を知れる場所でもあります。

楽天市場のトップページに表示されるクーポンアドバンス広告の例
そして、全てのユーザーに異なるクーポンが表示されるのも特徴の一つです。楽天市場が持つビッグデータを活用して、商品とユーザーをマッチングすることで、購入可能性の高い潜在ユーザーに対して効率よく表示させているのです。その他の表示先としては、アプリでのプッシュ通知や、ジャンルトップページ、楽天市場外部の提携サイト等が挙げられます。

クーポンアドバンス広告のクーポン画像形式

掲載されるクーポン画像には、商品ページに登録されている1枚目のサムネイル画像(商品画像(1))が自動で表示されます。また、クーポン利用時の値引き額、値引き前後の価格が併記されることでお得感が伝わりやすくなっています。

クーポンアドバンス広告の費用

かかる費用は、

  • クーポン獲得費用
  • クーポン割引費用

の2種類です。それぞれについて詳しく確認していきましょう。

クーポン獲得費用

クーポンアドバンス広告は「成果報酬型広告」ですので、クーポンが表示されただけでは費用は1円も発生しません。ユーザーがクーポンを獲得(クリック)してはじめて、店舗様が楽天へ支払う「クーポン獲得費用」が発生します。2019年8月現在、一律で「1クリック40円」となります。

広告を始める際に設定する「月予算」より、「クーポン獲得費用」が消化されていきます。月予算が0円になるまで、クーポンアドバンス広告は表示が続きます。月予算は月額最低5,000円から設定可能です。例えば、月予算が20,000円の場合には、クーポンが500回クリック(獲得)されるまで広告の表示は続きます。40円 x 500回 = 20,000円ですね。ユーザーは同一クーポンを複数回取得することはできませんのでご安心ください。

クーポン割引費用

クーポンを利用した際に、商品から割引かれる費用です。費用は設定した「割引率」より計算されます。最低の割引率は「4%」です。商品価格が5,000円の場合には、「200円」が割り引かれることなります。この場合の「200円」が「クーポン割引費用」です。当然、店舗様のご負担となります。

クーポンアドバンス広告のメリット

新規ユーザーの獲得

まだショップにアクセスしたことがない、購入したことがないユーザーに対してもクーポンを表示、配布することができます。さらに、割り引きにより新規ユーザーの購入率を高める効果が見込めます。

購買意欲が高いユーザの自動判別

楽天市場会員の購買履歴、閲覧履歴、属性などを元にして、精度の高いパーソナライズを実現した広告となっています。

手間がかからない – 割引率と対象商品の自動選定

クーポンの割引は、ショップ側での手動指定だけでなく、システムによる自動設定も可能です。この場合には、商品毎に異なる、最適な割引率が適用されます。さらに、設定時に「自動最適化」を選択することで、対象商品の選定も自動化できます。面倒な広告画像や広告文言の準備も不要ですので、専門知識がなくても手間をかけずに、誰でもすぐに広告をスタートすることができます。

販売価格の維持

クーポンによる割り引きは行っていますが、商品ページ上はあくまでも通常時の販売価格となります。常に割り引きをしている、セールをしているといった悪い印象を与えることなく活用できるでしょう。また例えば、取引先との関係などから直接的な値引き販売が難しい場合でも、元値の維持が可能なクーポンアドバンス広告であれば、許可が降りやすいとも聞きます。

クーポンアドバンス広告のデメリット

商品によっては表示されにくい

ビッグデータを活用したマッチングを行うため、元となるデータが少ない商品の場合にはどうしてもクーポンの表示回数が少なくなったり、データが集まるまでの間、表示がされない場合があります。例えばこういう商品です。

  • 商品登録をしたばかりの商品
  • 販売実績の少ない商品
  • 1点限りの商品、中古商品

これら商品でも、少しずつ販売実績がついてくると、クーポンが表示される回数が増え、さらに販売実績が増えます。好循環を目指しましょう。

クーポンアドバンス広告はこんな方にオススメ

  • 類似商品や、競合商品に興味を持っているユーザーに対して商品をPRしたい。
  • 広告の入稿に必要な画像やテキストの準備など、手間のかかる作業を軽減したい。
  • 商品の適正な割引額が分からない。(自動設定で最適化できます。)
  • 商品数が多く、商品ごとに販売戦略を立てることが難しい。(自動設定で最適化できます。)
  • 成果報酬型の広告が良い。

クーポンアドバンス広告の注意点

広告配信までに最短1日かかる

広告設定(対象商品の追加)を行ってから、広告配信(クーポン配布)が開始されるのは最短で翌日の15時からとなります。また配信ロジックの関係上、必ず配信されるとは限りません。配信されたとしても開始直後は配信数が少ない、されにくいとされています。

検索連動型/クリック課金型広告の「RPP広告」の場合には設定から24時間以内に広告配信が始まり、クリック単価の変更や対象商品の変更も数時間で反映されることと比較すると、即時性は弱いと言えます。

そこで注意しなければいけないのが、楽天市場のセール企画(楽天スーパーSALE、お買い物マラソンなど)と合わせてクーポンアドバンス広告の配信を強化(割引率アップ、対象商品数アップ)したい場合です。セールの直前や期間中の設定変更では、期間中に反映されず徒労に終わる可能性があります。少なくともセール企画の1週間前までには設定を済ませて、セールに挑みましょう。

広告配信されない場合がある

商品ルールがいくつかあり、条件によって広告が配信されない場合があります。ご注意ください。

  • 在庫がない場合
  • 最近、販売価格を変更した場合
  • 最近、新しく登録した場合
  • 販売期間が設定されている場合
  • 定期商品の場合
  • 予約販売商品の場合
  • 倉庫に格納中の場合
  • サーチ非表示の場合
  • 闇市の設定がされている場合
  • 二重価格ルールに違反している場合
  • 禁止商材に該当する場合

クーポンアドバンス広告の始め方

設定しなければいけないことは非常に少なく、最短2,3分で設定を完了できます。例えば、月の予算や対象商品、クーポンの割引率などです。
(※設定自体は数分で済みますが、実際に広告配信が開始されるのは最短で翌日の15時からとなります。)

実際の手順は「店舗運営ナビ/[クーポンアドバンス広告] キャンペーンを登録する」よりご確認ください。

クーポンアドバンス広告の効果的な運用方法

売上の最大化を目指すには自動設定がオススメ!ROAS1,000%超えも狙える

商品選択、割引率は自動設定により、最適化しましょう。自動設定の場合、割引率は多少上振れてしまう可能性があります。それを恐れて、手動設定による一律の割引率の設定をしがちです。また、商品選択時には、「こんな商品は売れないだろう」や「この商品が売れると思う」といった店舗様の先入観により、手動で商品選択を設定しがしちです。

しかしそれでは、「クーポンアドバンス広告」の最大の利点である、楽天市場のビッグデータを活用したマッチングの効果を十分に引き出すことができません。

利益に繋げるには商品選定が重要!

売上の最大化を目指すには自動設定がオススメとお伝えした直後ですが、利益に繋げるという視点では、少し手法が異なってきます。
クーポンアドバンス広告は割り引きを行いますので、どうしても利益率、利益額が下がってしまうことは避けらないですよね?本当にそうですか?

一例をご紹介しましょう。例えば、クーポンアドバンス広告用にセット商品を作ってみてはいかがでしょうか?

弊社クライアントの健康食品メーカー様は、主にクーポンアドバンス広告からの売上を想定して、売れ筋だったプロテイン1kgの2個セットを作り売り出しました。1個の価格は送料込で約3,500円です。2個セットだと約7,000円ですね。この2個セットを10%の割引率設定にてクーポンアドバンス広告で売り出しました。7,000円の商品に対して、700円OFFのクーポンが配布されます。

結構お得感を感じていただける割引額だと思います。クーポンの獲得枚数が多いことはもちろん、クーポンの利用枚数も多く、売上に繋がりました。では利益はどうでしょうか?700円損していますか?いえ、そんなことはないですね。

ポイントは送料です。商品の配送時には約550円の送料がかかっていました。送料込の商品ですので、送料は店舗様の負担となります。1個ずつ2回購入された場合と、クーポンを利用して2個セットを1回で購入された場合に、送料を除き残る金額の計算をしてみましょう。

  • 1個ずつ2回の場合/(3,500円-550円) x 2 = 5,900円
  • クーポンを利用して2個セットを1回の場合/(7,000円 – 700円)- 550円 = 5,750円

その差は僅か150円、配送が1回で済む分、クーポン割引の負担を抑えられることが分かりますね。

このように、工夫次第では利益を残しつつ、クーポンアドバンス広告経由の売上を作っていくことができます。しかし対象商品は絞られてしまい、クーポンアドバンス広告経由の売上の絶対額としては少なくなってしまう可能性が高いです。店舗様の状況、目標に応じて紹介した2つの運用方法を上手く使い分けてみてください。

クーポンアドバンス広告を始めよう

クーポンアドバンス広告の仕組みは理解できましでしょうか?設定の手順、詳細項目については省略しておりますので、ご不明な点やご質問がございましたら「お問い合わせ」よりお気軽にご連絡ください。

簡単に始められて、効果も出やすい広告ですが、利益まで考えるのであれば「対象商品はどうするか?」「クーポンアドバンス広告用の商品を用意できないか?」「楽天市場全体のセール企画に合わせるにはどうしたら良いか?」
など、広告の設定だけには留まらない視点での戦略が重要となります。本記事を参考に、良い結果を出せると嬉しい限りです。

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